<   2013年 04月 ( 29 )   > この月の画像一覧
『その男ゾルバ』・・・ちっと長かった。
本題は、「ギリシャ人 ゾルバ」だ。ギリシャ人を父に持つイギリス人作家と、ゾルバの交流を軸に、クレタ島を舞台に、元娼婦の老いたフランス女、美貌の未亡人、彼女に惚れる島の有力者の息子、を登場させながら、生と死を描いた映画だった。が、140分もの大作で、疲れた。
d0150949_1963628.jpg

気取った若い英国人作家が、破天荒なゾルバと出会って、男として成長していく映画ともいえるかも。オレには、ゾルバが、言葉の身体性に関することを英国人作家にぶつける場面が印象的だった。「ボスの言葉は頭で考えたものだ。手だって語るし、足だって語るし・・・。」とかなんとか、そんな字幕だったと思うんだが。



でもなぁ、こんなだからギリシャは財政破綻してしまったんではないかのぅ。


ソウルのミュージシャンが音楽監督を務める韓国の翻訳劇は1941年の「日帝時代」を背景としたらしい。観たいが、言葉も分からんし、暇はあってもお足がないからなぁ。



ギリシャと韓国は似てるか?強国の狭間で揺られてきたことや、厳しい内戦を経験したこと、気質がラテン系であるところなんぞは共通するかも知れんな。が、サッカーのスタイルは全然違う。





さて、娘のピアノの課題曲がショパンのノクターン・・・op.9-2・・・になっていた。相も変わらず一日20分くらいしか練習しない。

で、youtubeで見つけた、美しいノクターン。川村文雄さんという新進気鋭のピアニストらしい。


オレは音楽はさっぱり分からんのだが、自分なりに感じ取ることはできる。裕福になる機会に恵まれることがあれば、この人のCDを買うことに決めた。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-30 19:37 | 映画 | Comments(0)
山崎方代という歌人
先だって借りた「新・百人一首」という新書を枕元でパラパラめくっていたら、目に留まった歌があった。
d0150949_17573029.jpg

大正三年生まれの放浪の歌人だそうで、けっこうな人気があるらしい。戦争で右目の視力を失い、左目もわずかに見える程度で、70年の生涯に2800首の歌を詠んだという。

ほかにもこんな歌が載せられていた。

一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております  (『こおろぎ』昭55)

母の名は山崎けさのと申します日の暮方の今日の思いよ   (『迦葉』 昭60)


放浪の歌人と呼ばれていても、山頭火や放哉のように各地を転々としたわけではなくて、色々な人の世話になりながら歌だけを詠み続けたということみたいだ。

そういう特異な生き方をした人だから、何人かが伝記を書いている。とりあえず船橋の図書館にあったものを借りてきた。
d0150949_1817621.jpg

『骨壺の底にゆられて  歌人山崎方代の生涯』と、『無用の達人 山崎方代』。とりあえず、右の本から読み始めている。


で、いいなぁと思ったもう一首がこれ。
d0150949_18214933.jpg
 
上の句は中途半端に気障だが、下の句が思いっきり気障で、そこまで歌に出来る人間性に思わず笑ってしまった。




昨晩は、借りてきたDVD3本を一気に観た。その話はまた今度。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-29 18:25 | 勉強 | Comments(0)
DVDを借りてきた。
せっかくの金的連休だし、と言うわけではなく、ソウルに戻るミュージシャンの関係の『その男ゾルバ』と、ラジオで戸田さんが勧めていた『情婦』を観たかったから、近所のDVD屋で探してきた。
d0150949_19394762.jpg

左の邦画は物のはずみというやつで・・・。


午前中は洗濯したり、車にワックスをかけたり、ピザを焼いたり、うどんを練ったりした。


まぁ娘と家に二人っきりだったから、ピザでも食わそうかと思ってさ。
d0150949_19454259.jpg



息子は高校の部活の応援に白子に出かけた。九十九里の白子だ。テニスで有名らしい。実に旨そうな地名だ。が、あっさりと負けて帰ってきた。


しかしなぁ、オレの以前の勤め先の運動部のようなアホな上下関係がないといいのぅ。野球部の高1は、学校の食堂を利用するのが禁じられていたし、「先輩」の姿が見えるとどんな遠くからも「ちわーっす!」てな雄たけびをあげていた。大体さぁ、顧問もその事実を知ってんだぜぇ。まっ野球部なんてまだましな方で、武闘系の部活の酷さはちょっとここには書けん。今はどーか知らんがな。



ところで、『情婦』は面白かった。マレーネ・デートリッヒ・・・当時56歳とは思えんクールビューティーだった。





そして、今日のアテ。
ありあわせの「たまたまサラダ」・・・。
d0150949_20201475.jpg

玉ねぎと卵、そしてフランシス・ベーコン・・・。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-28 20:20 | 映画 | Comments(0)
バタヤン・・・。
閣僚の靖国参拝が、近隣諸国からの「内政干渉」のような批判を受けているさなかに、バタヤンが亡くなった。


戦争からの帰国者は彼の「かえり船」に涙したという。


帰ってこられなかった人々は涙するいとまもなく異国に散華した。そういう兵士の鎮魂の場として靖国はある。


A級戦犯が祀られているから、それを分祀しろだの、べつの施設を作れとかいう道理の分からん政治家や「市民団体」がいるが、「戦犯」自体が戦勝国による「腹いせ裁判」の裁定だ。


そして、閣僚の靖国参拝の是非を最初に問題にしたのは、日本の腐れマスゴミだ。


そいつに乗っかった中国の外交は分からんでもないが、対戦国でもない韓国に正しい歴史認識とか言われると、むかっ腹がたつ。他国を非難するより、自国の情けない歴史を、正しく認識する方が先だろうに。


政府も、この際だから、今までの南北朝鮮へ流した金を、日本国民と全世界に知らしめたらどうか?韓国の漢江の奇跡だって、通貨危機だって、JAPAN MONEYがなければにっちもさっちも行かなかったのは事実なんだから。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-27 15:58 | 音楽 | Comments(0)
本を借りた。
村上春樹の新刊は、船橋の図書館全体で10冊仕入れて、予約件数が400人を超えていた。えぇぇっと、2週間まで借りられるから、一人平均10日とすると、400人×10日で4000日だが、蔵書が10冊だから、400日の待ち時間だ。


そんなん予約したことも忘れてしまうって。


別にどーしても読みたいわけではないからほとぼりが醒めたら借りよう。


で、借りたのはこれ。
d0150949_19344468.jpg

キングの出身地のメイン州が舞台の有名な作品・・・といいながらワシは読んでない。スティーブン・キングって面白い?オレは映画でしか知らないんだが・・・。「キャリー」・「ミザリー」・「グリーンマイル」・「スタンドバイミー」・・・etc。けっこう当たり外れの・・・映画はね・・・多い作家だ。「グリーン・・・」は、文庫で出版されたのを次々に読んだし、映画もフランク・ダラボン監督のトム・ハンクス、デビッド・モース・・・で封切りで観た。そーいえば、コーフィー役のジョン・クラーク・ダンカンはつい先日54歳の若さで亡くなった。





で、これ。何度も読んだし、映画も見てるんだが。
d0150949_19462686.jpg

どーしてこんなに上手いんだか・・・藤沢周平の『蝉しぐれ』。時代小説でこんなにアップテンポの文体ってあり得ん。映画の方がもたくさしてる。



そして、なんと『新・百人一首』だって・・・。
d0150949_19524048.jpg

文藝春秋社もいい加減にしてくれんかなぁ。直木賞・芥川賞だけでもうさん臭いのに。百人一首ですかい。ちなみに、第一首は明治天皇の歌。最後は穂村弘という1962年うまれの撰者の歌。

百人一首・・・定家の「小倉山百人一首」・・・は、天才定家だからなしえたことなのに。加えて言うと、和歌が貴族の教養の規範になったからこそ成立した試みだ。そのバックボーンには勅撰集、つまりは時の政府のお墨付きがあるわけで。


それを、一出版社が・・・。


だから、最後の穂村弘という人のなんて酷すぎて載せたくもない代物だ。その前の俵万智だって、彼女の「歌」なんてただの標語じゃん。


ちょっとだけ内容に~。

与謝野晶子の代表作に・・・。
d0150949_2061083.jpg

ちょいと技巧がまさった歌だが、例の「やは肌の~」よりは品がある。

ワシが好きなのは、「何となく人に待たるる心地して出し(いでし)花野の夕月夜かな」と、「清水へ祇園をよぎる桜月夜今宵逢ふひとみな美しき」なんだがな。まぁいっか。


伊藤左千夫はこれ。
d0150949_20124041.jpg

左千夫は千葉で牛乳屋だったからな。




でもなぁ、この撰者の岡井隆・馬場あき子・永田和宏・穂村弘のご一行は、明治天皇以降のすべての歌に精通しているんだろうか?与謝野晶子の歌が、処女歌集『みだれ髪』から採用されてるってどーなんかねぇ。




まぁオレは和歌なんて分からんし、興味もないんだが、この企画は暴挙かなぁと思っているのです。



そもそも撰者が4人というのはダメじゃねぇか?大元の責任はだれがとるんだ?出版社に責任があるとか、そういう実利的なことではなくて、文化的な責任なんだが・・・。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-25 20:39 | | Comments(1)
イワシの義兄弟のサンガ
久方ぶりに、魚料理を拵えた。といっても要はイワシのタタキだけど・・・。
d0150949_1574227.jpg

マイワシが2尾で77円だった。高いんだが、2尾で売られていることって珍しいんだわ。大概5~7尾パックだ。

味付けに、自作のアンチョビを加えた。マイワシのタタキに、カタクチイワシのアンチョビを合わせて焼いたから、「義兄弟のサンガ」だ。



焼く前の画像・・・。
d0150949_15135122.jpg

刺身用とパックには表示してあったから、タタキというかナメロウというか、このまま食っちまおうかと思ったんだが、いまひとつ信頼のおけないスーパーで買ったから焼くことにしたのさ。


完成!
d0150949_1516925.jpg

光熱費を含めても原価は90円といったところですな。これは、小さなお子さんにもおすすめです。なんたって骨のないオトトだからねぇ。


それにイワシは包丁を使わずに手でも開けるし、ぐちゃぐちゃになったってどうせ叩いてしまうから関係ないし、オレのように不器用な親父でも簡単に作れる。

なんたって安いし・・・。ちょいと気取って紫蘇やら分葱やらを添えれば一品料理にもなる。しかも所要時間は焼く時間を含めたって20分もかからない。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-24 15:29 | 料理 | Comments(0)
調布の50代女性教員について
小学2年生を担任していた50代の女性の教員の暴言が、巷ではちょいとした騒ぎになっている。TVで肉声が流されたことが問題を全国的に拡散させたらしい。確かに酷い、言い繕うこともできんような内容なんだが、はたしてそれが重大事件の犯罪者のように日本の津々浦々まで報道するような問題なのか?

世間には報道されない殺人事件が山ほどあるんだぜぇ。確かに酷い言動ではあるんだが、こんな教員は全国に掃いて捨てるほどいるって。各学校に一人二人は存在するはずだ。この調布のアホなおばさんだけを血祭りにしたってなにも問題は解決せんがな。


もともと子供にボイスレコーダーを持たせた保護者が、問題を教育委員会に持ち込んだ時点で勝負のけりは着いてる。だって、自分の子どもの担任から外れた上に現場復帰もなくなったんだし・・・。


だから、関係者がこの肉声をマスコミに持ち込んだ心根には、かなりの悪意を孕んだ動機が内包されている。いったい誰に対しての悪意なんだろか。


個人では太刀打ちできない調布の教育委員会なら話はわかる。が、該当の女性教員への腹いせだとすると常軌を逸している。正常な手順が踏まれていない。


確かにこの女性教員は歪んだ人で、この言動を見る・・・オレは怖くて音声は聞いてないのよ・・・限りでは教員失格だし、その後の教育委員会の対応も、実にうさん臭さを感じさせるのは事実だ。だけどなぁ、いきなり全国区の候補者にするのはなぁ・・・・。



まっ、当分は小型で操作性のいいボイスレコーダーがちょいと売れるかも知れんな。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-23 16:52 | 事件・事故 | Comments(0)
「海辺のカフカ」の感想
ご本人もどこかで書いていたけれど、主人公の田村カフカ君15歳の言動があまりに知的かつ哲学的にすぎるって。

で、基本はオディプスコンプレックスと近親相姦だ。ギリシャ神話やスペインのハプスブルグ家じゃないんだから、テーマとしては実に気色の悪い一品だった。そこを読ませてしまうのが彼の文章家としての剛腕なんだろう。


オレが、村上作品をある時期から認めないのは、その完結性のなさによるところが大きい。彼の「小説」のキーワードの「森」のように、「どこへもたどりつけない」ままに「小説」が終わってしまう。読者は、長編を読み続けた「意味」をみることがないんだが、そこをスノッブな「知的要素・・・音楽とか小説とか」で虚飾されると、大概の人間はどこかに隠された意味があるんだろうと勝手に納得して満足してしまう。めでたしめでたし・・・。



彼の小説の強みは、読んでる時の「心地よさ」に尽きる。


『海辺のカフカ』に限って言うと、動物虐待の描写が読むに堪えないし、性描写も母子のものだと思うと辟易してしまうし、狂言回しの「ナカタ」も「カーネルサンダース」も「ホシノ」も意味が与えられてない。


そもそもどーしてカフカ少年が父親を殺したいほど憎悪していたのかが分からんのよ。


節ごとに場面を転換しながら小説を紡いでいく手法は、「世界の終わりと~」で完成されている。











で、いま読んでるのが短編集・・・。寝る前に「落窪物語」と交互にね。
d0150949_1942447.jpg

[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-22 19:42 | | Comments(0)
結局のところピザを焼いた
うどん粉でピザ・・・。問題なしだ。
d0150949_19171039.jpg

二枚焼いたうちの、チーズ入りが左で無しが右だ。ビジュアルはそれほど変わらんが、カロリーは全然ちがうはずだ。


レシピはこんな感じ。25cmのピザを2枚分・・・・。
d0150949_19192849.jpg



でもって、焼き具合は、210℃・・・余熱15分・・・で、17分。


うどん用の中力粉で作った生地だからか、けっこうべちゃべちゃした感じでまとめづらかった。まぁそこは打ち粉を多めに振ってね。





一応備忘録で・・・。

ソース

ニンニク一片すりおろし

オイスターソース大さじ1

ケチャップ大さじ3

醤油大さじ1



具(25cm2枚分)

玉ねぎ小

P-マン2

自家製アンチョビ2片

ソーセージ3本





さて、読み終えたよ、「海辺のカフカ」。

・・・うぅぅぅん、やっぱり退化している村上春樹。「世界の終わり~」の方がずっと面白い。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-21 19:28 | うどん・ピザ | Comments(0)
明日は暇だからうどんを打つ
と、現時点では思っている・・・というよりは決意しているんだが、ピザを焼くことになるかも知れん。まぁ6対3でうどんだな。残りの10%はパンかお好み焼き・・・諸般の事情ですべてが粉物だ・・・になるかも。



しかし、昨年の8月からうどんを打ちだして、すでに極めたってぇか、飽きたってぇか、うどん好きの皆さんには合わせる顔がないほどの情けない体たらくだ。まぁ適当に旨いうどんが作れるようになった時点でいいかなぁと・・・。


なんでもその調子でさ。魚を捌くのも、パスタも、パンも、ピザも・・・。全然追求しない人間性。その代わりに、すべてを捨てない。たまに思い出しては作ったりするし・・・。熱しやすくて冷めやすいけれど、いつまでも余熱を保つってぇ感じか?



で、きのう焼いたパン。オレは密かにピーマンが好きで・・・。名付けて「ピーパン」。
d0150949_20441991.jpg




そして、きのう借りた「海辺のカフカ」の上を今読み終えた。
d0150949_20455596.jpg

村上春樹の小説って、登場人物がみんな村上春樹で、主人公の15歳も、トラックの運転手も、みんな自分なりの哲学にのっとった話し方をする。そして、性描写がくどい。そして、せっかく高松に行ったのに、うどんを食う場面が56ページに7行あるだけで、あとは地域性を感じさせない無国籍な設定になっている。


高松に行く必要性がないじゃぁん。
[PR]
by obakeland2008 | 2013-04-20 20:55 | | Comments(0)