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『雨月物語』を久方ぶりに・・・。全然怖くない怪談なのよ。

新潮古典集成の『四谷怪談』は人物関係が入り組んでいて、しかも芝居の台本だから無茶苦茶読みにくくて頓挫(とんざ)してしまいました。代わりといっちゃあなんだけれど、むかし読んだ『雨月物語』を読み直しています。

とりあえず昨晩は「蛇性の淫」。蛇の怨霊に魅入られた男の話でねぇ、この蛇が無茶苦茶執念深いのよ。そんで今晩は「浅茅が宿」。まぁ怪談というかねぇ、妻の幽霊と寝る話ね。

このねぇ、『雨月物語』の作者、上田秋成は私生児で軽い障害者だったりしてね。まぁ恵まれた家庭に貰われたんだけれどちょっと変わった人だったのね。でも、本格的に怪談を書き表した人なのね。一応怪談の先駆者は浅井了意という江戸初期のお方で、「御伽婢子(おとぎぼうこ)」というのがその作品ですな。

話を戻すと、文語だからか、全然怖くないのよ。こっちの想像力が減退しているのかもね。まぁ面白いんだけれど・・・。


さて、今日は久しぶりにゆるい感じの国語の先生、岸部先生と長話をしましたよ。この人は適当に学識があるというか、博学というか、常識人というか、話をしていて面白いタイプなのね。高校の教員に多い、「勤勉な馬鹿」ってタイプではなくてね。もっとも、今のアタシの勤め先のセンセイガタはホントニ不勉強でねぇ。話にもなんないんだけれどさ。

何度か飲みに行ったんだけれど、まぁまたゆっくり飲みましょうということで話は終了。

話の内容はねぇ、この学校がね、アカデミックではない、淀んでいる、管理職が・・・、教員としての力量が・・・、国語科の悲惨な・・・、学校のレーゾンデーテル、等々でございましたとさ。アタシにはあんまり関係ないことなんだけれど・・・。でも面白かったわ。


さて、勤め先周辺の秋です。
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でもねぇ、昼飯時に立ち寄った神社のカメ、アカミミはまだ日光浴をしていました。不思議なんだよなぁ、カメラを構えたら池に飛び込んでしまったのよ。写真きらいなのかしらん・・・。
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そんでね、ハチさんとこのプログで「下戸」の英訳が話題になっていたから・・・。あんまり時間がなかったんだけれど一番太い辞書で調べましたよ。まぁ駄目ね。開いてあるのは、「スラング辞典」でアタシの私物、ドナルド・キーンさんの監修だよ。
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これじゃぁさあ、飲めないってニュアンスは入ってないよねぇ。

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by obakeland2008 | 2008-11-17 23:28 | | Comments(0)

まっ、備忘録ですな。


by 草庵主人
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