久しぶりに『夜叉』
2008年 04月 12日
暇な土曜日だったので久しぶりに健さんの『夜叉』を観た。
高倉健、いしだあゆみ、田中裕子、ビートたけし、小林念侍という豪華キャスト。大阪ミナミのやくざから女(いしだあゆみ)のために足を洗って若狭の漁師として暮らしていた、背中に夜叉の彫り物を背負った男が、女(田中裕子)のためにミナミに乗り込む話で、見どころは切った張ったよりは女の悲しみだね。
修二(高倉健)が妻(いしだあゆみ)に酌をするのを見て、蛍子(田中裕子)が「じゃあ、あたしも・・・」と言って盃を差し出すんだけれど、妻が夫の手から徳利をとって注いでしまうんだよね。何気ないシーンなんだけれど、女同士の控えめなそれでいて激しい情念がぶつかる場面だね。
田中裕子といしだあゆみを比べると、田中裕子の方が童顔なんだけれど、ここではそーゆー外見のギャップをうまく使っているんだな。童顔の田中裕子の方が揉まれて苦労した女のすごみを漂わせているのね。
これは、とうとう男が蛍子の魅力に耐え切れずに寝てしまうシーン。この一宿一万(※1)のために男はまたやくざの道に戻ってしまうんだよね。
これは最後のシーン。つわりの後の洗面所で蛍子がこういう風に微笑むんだけれど・・・。
ちなみに、ビートたけしは田中裕子のヒモでシャブ中、小林念侍は修二のもと舎弟という役回り。1985年公開の、全然派手さはないけれど、私は結構好きな映画ですね。
役者としてのビートたけしはこれが一番いいんじゃないかね?梁石日の『血と骨』は、ミスキャストだよな。あの主人公の親父さんは圧倒的な巨躯じゃないとダメなんだよね。たけしは小さすぎて迫力に欠けてしまうんだよね。それから隠れ巨乳の鈴木京香の・・・シーンを売り物にしていたのに全然大したことがなくてがっかり。あんなので煽るのは、昔の自販機のビニ本と一緒。
おまけ
今日のキムチ。辛くておいしい。でも桃っぽくて甘い。
久しぶりにタイのホラー映画『シスターズ』に挑戦。惨敗でございます。ちっとも怖くない上に、そもそもストーリーがよくわからないんだよ。
※1 普通は一宿一飯なんだけれど・・・。
高倉健、いしだあゆみ、田中裕子、ビートたけし、小林念侍という豪華キャスト。大阪ミナミのやくざから女(いしだあゆみ)のために足を洗って若狭の漁師として暮らしていた、背中に夜叉の彫り物を背負った男が、女(田中裕子)のためにミナミに乗り込む話で、見どころは切った張ったよりは女の悲しみだね。
修二(高倉健)が妻(いしだあゆみ)に酌をするのを見て、蛍子(田中裕子)が「じゃあ、あたしも・・・」と言って盃を差し出すんだけれど、妻が夫の手から徳利をとって注いでしまうんだよね。何気ないシーンなんだけれど、女同士の控えめなそれでいて激しい情念がぶつかる場面だね。
田中裕子といしだあゆみを比べると、田中裕子の方が童顔なんだけれど、ここではそーゆー外見のギャップをうまく使っているんだな。童顔の田中裕子の方が揉まれて苦労した女のすごみを漂わせているのね。
これは、とうとう男が蛍子の魅力に耐え切れずに寝てしまうシーン。この一宿一万(※1)のために男はまたやくざの道に戻ってしまうんだよね。
これは最後のシーン。つわりの後の洗面所で蛍子がこういう風に微笑むんだけれど・・・。
ちなみに、ビートたけしは田中裕子のヒモでシャブ中、小林念侍は修二のもと舎弟という役回り。1985年公開の、全然派手さはないけれど、私は結構好きな映画ですね。
役者としてのビートたけしはこれが一番いいんじゃないかね?梁石日の『血と骨』は、ミスキャストだよな。あの主人公の親父さんは圧倒的な巨躯じゃないとダメなんだよね。たけしは小さすぎて迫力に欠けてしまうんだよね。それから隠れ巨乳の鈴木京香の・・・シーンを売り物にしていたのに全然大したことがなくてがっかり。あんなので煽るのは、昔の自販機のビニ本と一緒。
おまけ
今日のキムチ。辛くておいしい。でも桃っぽくて甘い。
久しぶりにタイのホラー映画『シスターズ』に挑戦。惨敗でございます。ちっとも怖くない上に、そもそもストーリーがよくわからないんだよ。
※1 普通は一宿一飯なんだけれど・・・。
by obakeland2008
| 2008-04-12 17:29
| 映画
|
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