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李方子さんその2

いやいや、高校野球を観たりでやっと今読了。
もう2.3回読み直さないと人物関係が頭に入らないね。朝鮮王朝の皇太子、梨本宮方子、皇太子の元婚約者閔甲完、の三人の人生が語られているんですね。あとは日韓併合に至る現代史なんかも確認しなければならないし。ちょっと欲張り過ぎの感じの本でありました。1991年出版です。

でも、この著者は朝鮮語に疎いらしく、振り仮名の基準がまちまちで少しいらいらしたかな。例えば「大韓帝国」には(テハンチェグク)、高宗には(コジョン)てなルビなのに、それに続く「徳寿宮」には(トクジュキュウ)だってさ。これこそ真の日韓友好チャンポンのルビの振り方か?

それと、巻末に参考資料が載せてあって、文中にも参考にした文献を挙げてあるんだけれど、戦時中の「五年間で百万人が増えた。うち強制連行は六十六万七千人であった。」って嘘くさい記述の参考文献はなし。参考文献が欲しいところだよねぇ。それとも読者が巻末の参考文献から探し出すものなのかな。

でも、知らないことだらけで、面白く読みました。関係ないけれど学習院の皇族の成績処理規定はへぇぇぇぇって感じでございました。そのうちに書きますよ。
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by obakeland2008 | 2008-03-22 20:42 | | Comments(0)

まっ、備忘録ですな。


by 草庵主人
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