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自転車事故で全身不随に

なった、実に気の毒な方の裁判の地裁の判決が報道された。

自転車の欠陥で1億8900万円の賠償命令

 イタリアの「ビアンキ」ブランドの自転車で走行中に前輪が外れて転倒し障害が残ったとして、茨城県つくば市の中島寛さん(63)側が輸入元のサイクルヨーロッパジャパン(東京)に計約2億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、「製造物責任法上の欠陥があった」と認め、約1億8900万円の支払いを命じた。

 白井幸夫裁判長は、自転車のサスペンションが分離し、前輪が脱落したと事故原因を認定。購入から約6年4カ月が経過していたが「保管やメンテナンスの状況を考慮しても、通常備えるべき安全性を欠いていた」と判断した。

 サスペンション分離の原因は「内部のスプリングが腐食して破断した」と推測するにとどめたが、製造物責任法が定める欠陥については詳細な構造上の問題まで立証する必要はないと指摘。一方、購入から一度も点検を受けていなかったことを理由に1割を過失相殺した。

 判決によると、中島さんは2002年にビアンキブランドで台湾の業者が製造した自転車を購入。08年8月に自転車で出勤中、前のめりに転倒、頸椎を損傷し首から下がまひする障害を負った。(共同)



件の自転車はこれ。
自転車事故で全身不随に_d0150949_19502448.jpg

要は、前輪のサスペンションが折れてしまったってぇことだ。


しかしなぁ、この人は2002年にネットで78000円で購入してから、事故に遭う2008年までまったくメンテナンスをしてなかったらしい。えぇぇぇぇぇ6年間も?と、自転車乗りなら疑問に思うはずだ。


と言いますか、約8万円の自転車をネットで買うかぁ?



この判決を下した裁判官はよっぽど自転車に暗い人だ。自転車なんて、突き詰めれば金属の塊じゃん。だから、原告のお方はとても気の毒なんだが、サス付きの自転車を6年間も放置したのは、ちょいと無防備すぎる。


ビアンキは、世界でも1.2を争う老舗のイタリアのメーカーだが、日本で売られているのはほとんどすべてがライセンス契約の・・・名義貸しの・・・台湾・中国産だ。


別にビアンキに限ったことではなくて、日本の有名メーカーだってそうだし。




要は、自転車の定期点検も必要だってぇことだ。


それと、歩道を徐行せずに走る自転車、右側通行の自転車、等々への罰則を激しく科してほしいのぅ。



で、ついでにもう一つ・・・。動力付き自転車。年寄りが乗ってるが、速度は出ても、制動力・・・ブレーキ・・・は手動で普通の自転車と変わらんのだから、危険度が増すだけだ。
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by obakeland2008 | 2013-03-25 20:18 | 時事 | Comments(0)

まっ、備忘録ですな。


by 草庵主人
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