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映画「おろしや国酔夢譚」

先だって見た「おろしや国酔夢譚」がどうにもおかしくて、むかし読んだ原作を読みなおしてんだわ。
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映画の監督は「野性の証明」とか「人間の証明」とかを撮った佐藤純弥。10年の漂流記を2時間程度のドラマにするわけで、しかも大衆向けに分かりやすく仕上げないとならないから、原作をいじってしまうのも仕方がないんだろうな。


たとえば、これ・・・。
映画「おろしや国酔夢譚」_d0150949_22321154.jpg

予算の都合なんだろうが、小さすぎる。アムチトカ島からカムチャッカまで行くのに自力で船を作ったんだが、原作ではロシヤ人25名、日本人9名、そしてその荷物と食糧を積んでいかないとならないのに・・・。これじゃ東京湾の釣り船より小さいって。


まぁ映画と原作は別もので、原作を超える映画は少ないし・・・。そーいえば、小林信彦の「唐獅子株式会社」も酷かった・・・って古いか。





さて、2月に親父が鬼籍に入ったんだが、妻も子どもたちも年賀状を出したいという。まぁ、オレは書斎に遺影を掲げて毎日朝に晩に線香を灯して供養をしているから、別にいい。さすがにオレは出さんが・・・。これを機に賀状を出すのを止めようかと思ってんだわ。



さてさて、きのう実に気の毒な学校事故が起きた。ワタミの経営する郁文館で生徒が転落して亡くなったという。で、昨晩は明け方までワタミと郁文館のネットサーフィンをし続けた。昔は品格のある学校で卒業生もそうそうたる人物ばかりを輩出している。それにひきかえ現在の郁文館は、ネット上ではよくない評判だらけだ。インターネットの情報なんて、悪評ばかりが流通するからアテにならんのだが、郁文館の教員と親しい、オレのかつての同僚からも、俄かには信じられんような話を聞いたことがある。ワタミの創業者だって、教育には素人で、言ってることは浅薄に過ぎるし、本業の飲食業でも問題を起こしている。経営者としては成功したんだろうが、それと人品が比例しないのはオレが語るまでもない。ワタミと村上龍との対談が面白かった。あの人は労働基準法とか、従業員のQOLとかは、頭から欠落しているようだ。



さてさてさて、うどんがない・・・。あす打つべし!
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by obakeland2008 | 2012-11-22 23:10 | 映画 | Comments(0)

まっ、備忘録ですな。


by 草庵主人
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