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ここ二日で読んだ本。
きのう読んだのがこれ。
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左の『文学賞メッタ斬り!』というのは、豊崎由美と大森望という事情通の二人による対談形式で、文学賞・選考者・小説家などへの「見識」が語られていく本だ。ほとんど知らない作家と文学賞ばかりだから、斜め読みですっ飛ばした。芥川・直木の両賞の選考委員の報酬は前後期通して100万円なんだとか。意外に安い?しかし、ろくすっぽ読みもせずに的外れな講評を述べるだけなら無茶な対価だ。そもそも物書きには同業者の書いたものは評価できんのと違うか?いったいどんな文学的優位性を自分に認めて他人の小説を毀誉褒貶するのだか・・・。それって、先に「・・・賞」を受章したってぇ、しょうもないことだけじゃないかい?早稲田を20年前に卒業した馬鹿が5年前の同門に意見するよーなもんと同じだって。


真ん中のは、嫌いなチョイル新聞社のルポだ。実に痛ましいことだが、過労で精神を病んだり、果ては自死を選択した教員が多い。何人かの当事者を取材したのが、『いま、先生は』なんだが、つい先日まで教員の端くれだったオレには、病むに至った人々をとりまく教員の世界の雰囲気が手に取るようにわかる。もともと教員の世界なんて個人主義だからな。他人の授業や学級経営には口出しができんし、だれもが干渉を嫌がるものだ。だから、教員の世界は学年や教科で協調しているようでも、その実は同僚への強烈な不信感が渦巻いている。他人の失敗をほくそ笑むものはいても、それを本気で援助しようなんて人間は、管理職にもないと断言したいほどまれだ。まして、他人をフォローできる能力と人格とを備えた人材なんているわけがない。だから、まじめな先生とか問題のある生徒や親を不幸にも受け持ってしまった先生は、その苦労を一人で抱え込むことになってしまう。こういう風潮をさらに強力に悪化させているのが、人事考課による教員の序列化だ。それは、能力がある教員が出世していくわけではなくて、縁故や人間関係、わけの分からないパワーバランスで人事が決定されていく。その結果、職員室は疑心暗鬼の殺伐とした空間になるし、かといって教員たちはそれに背を向けて生徒に向き合うわけではなく、唯々諾々と上司の顔色だけを気にするヒラメとなりさがるという、救いのない悪循環が繰りかえされるというわけだ。


あぁぁ、話がくどい・・・。


で、右のは今さらなんだが、陰山某の『本当の学力をつける本』。ちょいと前のベストセラーだ。まぁ「本当の学力」といったって、ご本人の指標が難関大学への合格率にあるから、かなり怪しいものなんだが、逆にそこが受験に悩む世の母親に受けたわけで。



そして、きょう借りてきたもの。
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左は、デザイナーの山田かおりという女性のウェブ上の日記をまとめたもの。何となく手に取ったら不思議に面白くてそのまま借りてしまった。たとえば・・・。

女優

母が「ニコールマンキッドって綺麗やね」と言ってから正しい名前がわからなくなった。


とか・・・。彼女のHPはここ

右のは、『日本人の知らない日本語』ってぇ漫画。外国人に日本語を教えている海野凪子とおっしゃる女性のちょいとおかしな授業風景が描かれている。だが、ここで披露されている日本語の語源の解説は怪しいものが多い。そして思いっきり間違えてるし・・・。
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さて、これからまた観るだす。
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by obakeland2008 | 2012-04-25 21:32 | 悪口 | Comments(1)
Commented by denjiroo at 2012-04-28 21:21
お久しぶりです。お辞めになるという所までは確認いたしておりましたが、すっかり足を洗ってしまったのですか。
結局、一度もお会いして無いのですよね。机は共有していましたが。
(共有といっても、まったく使われていませんでしたから、実質、私専用でしたが)
たまに覗くとおいしそうな写真ばかりで、千葉に行きたくなります。
時々、販売の方の仕事でそちらの方に行っていますが、さすがに三週連続で、平日は教員、週末は販売員という生活をしておりますと、仕事抜きで千葉の味覚を久しぶりに味わいに行きたくなります。
大学生の時にもっと千葉を味わっていればよかったと後悔しきりです。
三山の東邦大の中の女子寮に住んでいたので。
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