信州旅行・・・食事篇その壱
2011年 08月 13日
湯田中温泉の老舗旅館「よろづや」の松籟荘の特別懐石料理。素人のオレにも分る、異常に手間暇をかけた料理。そして、素人のオレにはさっぱり分らんのだが、素晴らしい器の数々。
まずは、品書。
「おしながき」の順番に・・・。
食前酒は銀の器なんだが、オレの家族はビールの大瓶を頼んでしまって、こどもたちはサイダー、あぁぁ失敗だった。でもさぁ、酒がお高くて・・・。貧乏人なんだから無理して飲み物を頼まなくていいんだって・・・。
かなりピントが甘いが、先付の「松代芋冷羹サーモン射込み レモン割り醤油」・・・って読み方が分らない。「まつしろいもれいかんサーモンいこみ」かな?松代というのは信州の藩名というか地名と言うか・・・そこでとれる芋なのか?
前菜。右はじの蕎麦カステラは今ひとつだった。朝鮮ニンジンの揚げ物は初めて口にした、これから先も多分お目にかからないかも知れん一品だ。
酢の物・・・。『あぁぁ蛸とキクラゲとジュンサイかぁ・・・。』と思ったら、ジュンサイではなくてミニオクラだった。しかし、ジュンサイだと思って食ったからジュンサイの食感が残っている。
これは・・・ズッキーニの摺りおろしにエビが入っているのだが、旨かった。すべての料理の中で一番旨かった。
で、刺身なんだが・・・。
氷のミニ鎌倉のようなもんに入って運ばれてきた。かなりびっくりした。そして、仲居さんが「信州サーモンと大岩魚の昆布〆です。」とおっしゃったから、死にそうなほどびっくりした。『えぇぇぇぇっ?岩魚・・・生で食うのか?顎口虫とか平気なのかぁ・・・。そんでその信州サーモンとやらは一度冷凍したのか?裂頭条虫とか・・・。』とびびりまくりながらも、仲居さんに「あのぅ、岩魚はどれくらい昆布で〆たんですか?」としか聞けなかった。若い仲居さんにオレの真意なんぞが分るはずもなく、「新鮮な養殖の岩魚なんですが、どれくらい〆たのかは板さんにきいてきますね。」と。養殖と聞いて少しだけ気が休まった、ほんの少しだけ。しかし、食わんわけにはいかんから食った。ちょいと塩っけの強い昆布〆だった。この刺身だけは板前とじかに話してみたかった。ええっと、顎口虫って怖いんだよぉ・・・。幼虫が皮膚の下を爬行するのさ。突然みみずがのたくったような跡が皮膚に出来るわけで、時には幼虫が目の方に移動すると失明したりもするし・・・。
超一流の旅館だから、信頼できるはずなんだけれど、オレはなまじ寄生虫に関しては色々と本を読んだりしているし、かなりのビビリだし・・・。で、食った後、仲居さんが、「二日寝かせたそうです。」と教えてくれた。
鮎の塩焼き。レモンで食わされた。蓼酢じゃないのか・・・。
信州牛の朴葉焼き。高山の名物の朴葉味噌は乾燥した葉で焼くんだが、こちらは生の葉だった。旨かった。子どもたちには一番受けてた。
蕎麦・・・。
桃山蕎麦米饅頭・・・蕎麦ともち米でこねたのかなぁ。
この三点は極上だった。味噌汁はお代わりしたかった・・・が、すでに仲居さんはいなかった。野沢菜も旨かったし。
デザートは、三種類から選べた。これはブルーベリー。
まっしかし、一々写真を撮っている時点で野暮すぎるよな。
実に、贅沢な、分不相応な晩餐だった。
次の食事篇は、朝食・・・・と、白馬のバイキング。
まずは、品書。
「おしながき」の順番に・・・。
食前酒は銀の器なんだが、オレの家族はビールの大瓶を頼んでしまって、こどもたちはサイダー、あぁぁ失敗だった。でもさぁ、酒がお高くて・・・。貧乏人なんだから無理して飲み物を頼まなくていいんだって・・・。
かなりピントが甘いが、先付の「松代芋冷羹サーモン射込み レモン割り醤油」・・・って読み方が分らない。「まつしろいもれいかんサーモンいこみ」かな?松代というのは信州の藩名というか地名と言うか・・・そこでとれる芋なのか?
前菜。右はじの蕎麦カステラは今ひとつだった。朝鮮ニンジンの揚げ物は初めて口にした、これから先も多分お目にかからないかも知れん一品だ。
酢の物・・・。『あぁぁ蛸とキクラゲとジュンサイかぁ・・・。』と思ったら、ジュンサイではなくてミニオクラだった。しかし、ジュンサイだと思って食ったからジュンサイの食感が残っている。
これは・・・ズッキーニの摺りおろしにエビが入っているのだが、旨かった。すべての料理の中で一番旨かった。
で、刺身なんだが・・・。
氷のミニ鎌倉のようなもんに入って運ばれてきた。かなりびっくりした。そして、仲居さんが「信州サーモンと大岩魚の昆布〆です。」とおっしゃったから、死にそうなほどびっくりした。『えぇぇぇぇっ?岩魚・・・生で食うのか?顎口虫とか平気なのかぁ・・・。そんでその信州サーモンとやらは一度冷凍したのか?裂頭条虫とか・・・。』とびびりまくりながらも、仲居さんに「あのぅ、岩魚はどれくらい昆布で〆たんですか?」としか聞けなかった。若い仲居さんにオレの真意なんぞが分るはずもなく、「新鮮な養殖の岩魚なんですが、どれくらい〆たのかは板さんにきいてきますね。」と。養殖と聞いて少しだけ気が休まった、ほんの少しだけ。しかし、食わんわけにはいかんから食った。ちょいと塩っけの強い昆布〆だった。この刺身だけは板前とじかに話してみたかった。ええっと、顎口虫って怖いんだよぉ・・・。幼虫が皮膚の下を爬行するのさ。突然みみずがのたくったような跡が皮膚に出来るわけで、時には幼虫が目の方に移動すると失明したりもするし・・・。
超一流の旅館だから、信頼できるはずなんだけれど、オレはなまじ寄生虫に関しては色々と本を読んだりしているし、かなりのビビリだし・・・。で、食った後、仲居さんが、「二日寝かせたそうです。」と教えてくれた。
鮎の塩焼き。レモンで食わされた。蓼酢じゃないのか・・・。
信州牛の朴葉焼き。高山の名物の朴葉味噌は乾燥した葉で焼くんだが、こちらは生の葉だった。旨かった。子どもたちには一番受けてた。
蕎麦・・・。
桃山蕎麦米饅頭・・・蕎麦ともち米でこねたのかなぁ。
この三点は極上だった。味噌汁はお代わりしたかった・・・が、すでに仲居さんはいなかった。野沢菜も旨かったし。
デザートは、三種類から選べた。これはブルーベリー。
まっしかし、一々写真を撮っている時点で野暮すぎるよな。
実に、贅沢な、分不相応な晩餐だった。
次の食事篇は、朝食・・・・と、白馬のバイキング。
by obakeland2008
| 2011-08-13 23:21
| 旅行
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